おわりに・・・ ②

富士山

 

 西洋医学には西洋医学の、東洋医学には東洋医学良いところがあります。

 東洋医学は「代替療法」と、今では呼ばれてしまうことも多々あるのですが、東洋医学はやっぱり立派な「医学」だったのではないかなと、私は思っています。

 なぜなら、昔の方も今の人と同様、病気にならずに、苦しむことなく生きていきたいと思われ、食事や健康法・治療法には、それこそ命を懸けて研究してこられたに違いないからです。

 鍼灸や漢方・食養生、ヨガや太極拳、仏教の教えなど、古くから日本や東洋に伝わるものたちには、「ただの迷信」だけでは片付けられない、深い深い叡智が刻み込まれている、と私は思うのです。


 ・・・TVや雑誌・インターネットを見て、すべてを分かった気になるのではなく、先ずは実際に体を使って体験していくこと・体得していくこと、「痛みが消えればこっちのものよ」ではなく、体の声に日々耳を傾けながら、自ら体や生活を整えていくことこそが、何より大切です。

 今をいかに、よりよく生きるか。

 痛みや病気は、これまでの生き方や考え方・体の使い方そのものを、見つめなおす良い時期に来ているよ、と体が教えてくれている、「シグナル」でもあり、「警告」でもあるはずだからです。


※当院では、鍼灸施術によって、痛みや不調の改善のお手伝いをさせていただきながら、体操や養生法などについても、出来得る限りお伝えをし、皆様の健康を陰ながらサポートさせていただいております。

 最後の最後まで、出来るだけ寝たきりにはならず、ご自身の力で「完走」出来るよう、一緒に頑張って参りませんか?

 皆様のお越しを、お待ちしております!