痛みについて

雪

 

 「痛み」は、骨や筋肉・靭帯や内臓といった、体のどこかに何か無理が生じてしまった結果、起きるものです。

 骨が折れたり、歪んだり、捻挫をしたり、使い過ぎたり・・・。

 痛みが起きるのは「突然」かも分かりませんが、それが治癒するまでには、どうしても「時間」が必要です。骨や筋肉などの損傷が、元の状態に戻るまでの時間が少なからず必要だからです。

 「突然痛みが出たから、今すぐ痛みを消してほしい!」というお気持ちは、痛いほどよく分かります。

 が、鍼や整体をしたからといって、折れていた骨や、損傷した筋肉や靭帯が、突然くっついたり、元に戻ったりすることは起こり得ないのです。


 それを鎮痛薬や神経ブロック注射などで痛みを抑え込み、痛みを感じなくさせて使えば使ってしまうほど、損傷具合はますます悪化し、痛みは治りにくいものになってしまいます。

 体が治って、初めて痛みも治ります。

 痛みを感じなくさせることと、体を治すということは、一見同じことのように見えて、全く異なることです。

 痛みを手早く簡単に消去したい!と焦れば焦るほど、本当に大切なことを見失ってしまい、状態が悪化してしまいます。体が治癒して回復するまでの「時間」「ケア」は、どうしても必要なものなのです。

 どうして痛みが出てしまったのか、痛みを「治す」には何をしていかなくてはならないのか、見失ってはいけないと思います。

参考