東洋医学について ②

伊勢神宮

 

 同様に、脚の痛みやシビレ、腰の痛み、肩の痛みといっても、ただぶつけたり使い過ぎて痛めた痛みと、そうでない痛みと、痛みにはいろいろな原因・程度があります。

 そして、「関節リウマチ」のように、案外原因が痛むところ以外の問題であったりすることも多々あるのです。

 東洋医学やAK(「アプライド・キネシオロジー」の略で、カイロプラクティックの治療テクニックのひとつ)といった治療法の優れた点は、一見関係がないと思われる部位や全身を触診したり、観察したりすることで、思いもよらない原因を見つけ出せる可能性がある点です。

 「顎関節症」と呼ばれる症状も、足や背骨の歪みが関係しているのではないかと考え、治療をしておられる先生もいらっしゃるほどです。


 患者様も、どうか痛む所の痛みが取れればそれで良い、とばかりに、揉んだり電気を流したり、鎮痛薬を服用したりするだけではなく、一度東洋医学的な診察を受けてみられては、と思っております。

 原因が分かれば、対処が出来ます。原因が分からないまま、揉んだり電気を流したりしても、良くはなりません。

 自分の体に、一体何が起きているのかを自分で知り、気付き、修正出来るところは修正していく、という前向きな気持ちこそが、健康回復への一番の道だと考えます。


東洋医学は「代替医療」と言われることがよくありますが、そうではありません。きちんとした理論や実績、歴史のある「医学」です。

 ちょうど150年前の明治維新までは、西洋医学のお医者様は、日本にはほとんどいらっしゃらなく、鍼灸医や漢方医が外科医であり、内科医であったわけです。

 それまでの1、000年~2、000年は、一般の人達から殿様・天皇様といった方達までが漢方薬を飲み、鍼灸治療を受けて、痛みや病気を治しておられたのです。(つい150年前までは・・・)

 確かに現代医学が優る点は、多いかも分かりません。しかし、現代の私達が見失ってきてしまったもの、見失ってはいけなかったものも、また多いのではないでしょうか?

参考

1.陰陽五行論

2.内臓と感情の関係性

3.内臓と筋肉の関係性(AK理論による考え方)

4.内臓と骨格の関係性(AK理論による考え方)

5.血虚について

6.漢方薬について

7.お灸について

8.おわりに・・・