おすすめの健康法 ③

ベッド
6.湯たんぽ
 「頭寒足熱(ずかんそくねつ)=頭は冷やして、足は温めた方が良い、という意味」という言葉がありますように、足腰やお腹などを冷やし過ぎてしまうと、血行が悪くなったり、内臓の働きが低下してしまうなどして、体調を崩しやすくなります。
 人の体の細胞や消化酵素・腸内細菌・・・といったものは、ある程度の温度がないと、その働きは低下してしまいます。体温(深部体温)が1℃下がると、免疫力も30%低下する、とまで言われています。
 体温は、平熱で36℃以上あることが、望ましいようです。
 冷え性の方や、低体温の方ほど、日中意識的に体を動かしたり、お風呂も湯船にきちんとつかったり、体を温める工夫が大切です。
 また、足湯をしたり、夜は湯たんぽをしたり、特に冷えている部分を、お湯の温もりによって、芯まで温めていくことこそが、冷え症改善には最も効果的だと思います。

※くれぐれも「低温やけど」には気を付けられ、カバーをつけて使用したり、足を直接のせないようにするなど、充分対策をとってご使用ください。
7.バスタオル
 市販のマクラは、自分の体に合っていない場合が多いです。
 マクラが高過ぎますと、首(頸椎)が曲がってしまい、首や肩のコリの原因になってしまう他、呼吸が難しくなることで、深い睡眠の妨げになることもあります。
 バスタオルを自分の薬指の長さほどに丸め、首の下に敷くことで、自分の体に最もフィットしたマクラを作ることが出来ます。
 睡眠の時間は、一日の1/4~1/3ほどにもなります。
 おかしな姿勢で眠るクセがつきますと、体の歪みもひどくなっていってしまいます。
 横向きではなく、うつ伏せでもなく、出来るだけ仰向けで寝ることが出来るよう、習慣付けていく工夫が大切です。
※横向きで眠るクセのある方は、下になる側の腕がうっ血しやすくなるため、五十肩になりやすくなったり、様々な障害が起こりやすくなります。
 また、腰の悪い方ほど、仰向けで眠ることが難しいようです。そういった方ほど、是非体の歪みを修正する体操を習って、腰や骨盤などの歪みを正していかれると良いと思います。