医療保険制度

菜の花

 

 「保険は使えますか?」と、ご質問をいただくことは多いのですが、残念ながら当院では、すべての患者様に実費料金でお願いしております。

 鍼灸院で、保険給付の支給対象となる疾病は、次の6つのみです。

  • 1. 神経痛
  • 2. リウマチ
  • 3. 頚腕症候群
  • 4. 五十肩
  • 5. 腰痛症
  • 6. 頸椎捻挫後遺症

 これらの疾病以外に対する施術は、全国どちらの鍼灸院でも、すべて保険給付の対象外となります。

 また、支給対象の疾病を患っておられたとしても、整形外科などの病院をきちんと受診され、「これらの疾病である」と診断していただいた上で、さらにお医者様から「鍼灸院で施術を受けて良いですよ」という旨の同意書まで頂かなくては、保険は適用されません。

 ・・・つまり、早い話が、ただの肩こりや筋肉痛では、医療保険制度はそもそも使えないのです。

 鍼灸院と病院とでは、保険制度の仕組みが異なります。何でもかんでも「1割負担」ということには、ならないのです。


 また、柔道整復師という、別の免許をお持ちの接骨院・整骨院などでは、この保険給付が打撲や捻挫・脱臼などの、外傷にまで対象が拡がるため、鍼灸接骨院という看板を掲げておられる先生の治療院では、保険の適用範囲が拡がります。

 ただし、いくら鍼灸接骨院と申しましても、外傷以外の慢性的な膝の痛みなどでは、保険を使うことは出来ません

 それが、多くの治療院では、転んで膝を打ったことにしたり、肘を打撲したことにするなど、「外傷による痛み」と書き換えることで、保険の請求を行っていると聞いております。

 患者様も安く施術が受けられ、治療院も繁盛して、医療保険制度は良いことだらけなのですが・・・。不正な診療報酬受給の問題が、新聞やニュースで明るみになりつつある実態を、皆様もよくご存じのことと思います。

 当院では、不正なやり方をしてまで、患者様を集めるようなことだけはしたくない、という考えのもと、開業当初より、皆様に一律実費料金でお願いしている次第です。

 ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

参考