今では食事にも少し気を付けるようになり、偏食や暴飲暴食にならないよう、出来るだけお腹に優しい、バランスの良い食事を心掛けておりますし、お酒もほとんど口にはしません。

　朝に夜に、歩いたり体操をしたりといった、体を動かすことも出来るだけ行うようにしているのですが、たったそれだけではございますが、目の調子が悪かった頃とは異なり、少しずつではございましたが、良くなってきた！と、実感出来るようになってきたのです。

　１００％完全治癒！といった状態では残念ながらありませんが、失った機能を取り戻せるまでは、テコでも動かない！といったことをやっていますと、時間ばかりが過ぎていってしまい、結局何のために生きているのか分からなくなり、苦しくなってきてしまうと思います。

　目を失明されても、勇気を持って杖ひとつで外に出られることを選択し、鍼灸師の免許を取得されて働いておられる先生も、大勢いらっしゃいます。

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　痛みがあったり、体が思うように動かなくなってしまった方のお気持ちは、痛いほどよく分かります。

　が、それを嘆いてばかりいたり、人や医者に八つ当たりし続けるのではなく、今の自分に出来ることをコツコツと続けていくことで、新たな道がきっと開けてくると思います。

　人間生まれてきた以上、１００％全員が病気を患い、最後は死んでいくことになります。

　その限られた時間をいかに大切に使って生きていくか、また今ある体をいかに大切に使って生きていくかということが、本当に大切なことだと思います。

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　 痛みや病気が治りにくいときは治りにくいなりに、やっぱり体で問題が起きています。

　その原因が何なのかを正確につかみ、対処していくことで、必ず良い方向に向かわれると思います。

　表面的な痛みだけを、今すぐ消すことばかりにこだわり過ぎると、体の中でもっと深刻なことが起きていても、見落とすことになります。

　きちんとした診断が出来る先生の下で、焦らずコツコツ自分と向き合い、日々のケアに努めていかれることをお勧めしたいと思います。