サプリメントについて

食卓

 

 ここ何年かで、サプリメントや特定保健用食品(トクホ)など、数限りない健康食品・健康飲料が、一世を風靡するようになりました。

 これは、病院へ行ったからといって、すべての病気や症状が治してもらえるわけではない、ということに気付かれ始めた方々の、健康に対する不安の現れなのではないでしょうか。

 ただ、それらは果たして本当に体にとって良い物なのでしょうか?

 私自身、10年ほど前に目の不調を感じていた頃、藁にでもすがる思いで、ブルーベリーなどのサプリメントを飲み、漢方薬を飲み、あれが良い・これが良いと勧められるまま、とにかくいろいろなものを食べたり、飲んだり、試していました。

 しかし、それらが役に立ったようには、残念ながら思えておりません。


 宇宙飛行士の方々も、宇宙滞在中は、それこそNASAや世界中の研究者の方達が研究・開発した、最先端の「宇宙食」・「栄養食」を食べておられます。病気をすると、一大事だからです。

 しかし、宇宙に長期滞在した後、地球に帰ってこられると、自分の足ではまるで立てなくなっているだけでなく、骨密度や筋力なども、宇宙へ旅立つ前とは比べ物にならないくらい、低下してしまうそうです。


 ・・・つまり、骨や筋肉は、何もカルシウムやタンパク質だけを摂っていれば、形成されるものではない、ということです。

 骨形成に必要なものは、カルシウムだけでなく、魚やキノコ類に多く含まれる「ビタミンD」など、その他の栄養素も同じくらい重要であるほか、そもそも日光重力がなければ形成されずに、スカスカになってしまうことになるのです。