施術を受けて頂くにあたって ②

お灸

 

 内臓・筋肉・骨格などは、すべて関連性がありますから、内臓からアプローチしていくか、筋肉からアプローチしていくか、また骨格からアプローチしていくか・・・、治療法は違えども、患者様の体の無理や偏りが生じているところを見つけ出し、そのバランスを整えていく、というゴールは皆一緒だと思います。

 いろいろな治療法があって迷われる患者様も多いかと思いますが、痛むところに注射を打つ・電気を流す・揉みほぐす・・・、といった治療法には、その根本的な体の歪み筋肉のバランスといった視点に欠けておりますから、楽になるのはその時だけ、といった場当たり的なものになってしまいがちです。


 表面的な痛みが消えればそれで良い、といった考え方では、体は本当の意味では良くはなりません。

 問題を先延ばしにする結果、痛みが何度も再発してしまったり、他のところが痛くなったり、手術が必要な状態になってしまわれたり・・・。

 体は意地悪をして、痛みを発しているのではありません。何かしらの問題を修正してほしくて、シグナルを送ってきてくれているのです。

 体の歪み内臓の不調といったものが、体の痛みには大きく影響していることも頭の片隅に入れられながら、体操や運動、体に優しい食事、規則正しい睡眠、体を冷やし過ぎない、血行を悪くしない・・・といった、自宅でも出来ることをコツコツ続けていかれますと、回復も早いと思います。


※体の痛みには、ケガをして痛めてしまったものと、そうでないものと、いろいろな原因や理由があり、対処方法もそれぞれで異なってきます。

 打撲や捻挫などの急性的な痛みで、患部が腫れたり、熱を持っている場合には、体を温め過ぎず、氷水などで一時的に患部を冷やすなどの処置が有効です。

 逆に、慢性的な痛みや症状の場合には、体を冷やし続けると血行が悪くなってしまい、筋肉の動きが悪くなることで可動範囲が狭くなったり、それを動かそうとして、かえって痛みが増してしまったりすることがあります。

 急性期には一時的に患部を冷やす、慢性期には体を冷やし過ぎない・・・など、対応が変わってきますので、痛みでお困りの方は、一度お近くのお医者様や鍼灸師の先生方に診て頂くと良いと思います。