施術を受けて頂くにあたって

鍼

 

 骨格筋肉内臓経絡(エネルギーの通り道・ルートのことです)といったものには、すべて関連性があります。

 内臓に負担をかけ、機能低下を起こしてしまうと、その内臓に関連した筋肉が弱化したり、あるいは緊張して硬くなってしまうことがあります。

 ・・・例えば、「上腕三頭筋」という腕の筋肉や、「広背筋」という背中の筋肉は、「膵臓」の働きと関係が深い筋肉なのですが、膵臓に負担がかかって、これらの筋肉の伸び縮みがスムーズに行えなくなると、その拮抗筋である「上腕二頭筋」といった筋肉にまで余計な負荷がかかることになってしまい、その結果腕を曲げると肘が痛む、肩まで動かしにくい・・・といったことが起きる場合があります。


 また、例えば体の左側の筋肉が弱くなってしまいますと、体は左に倒れてしまいますから、倒れまいと右側の筋肉は緊張して硬くなります。

 そして、緊張して硬くなった状態がずっと続いてしまうことで、骨格まで引っ張られて歪んでしまい、体が痛い・動かしにくい・・・といった状態が、引き起こされてしまうこともあります。

 ギックリ腰や五十肩・首の寝違えといった症状も、筋肉だけの問題ではなく、こうした内臓の疲れ体の歪みなどが影響していることも多いのです。


 体が痛むと整形外科を受診され、痛むところに注射を打ったり、湿布を貼ったり・・・、といったことをされる方は多いと思います。それが世の中の「常識」と言っても過言ではないでしょう。

 しかし、先ほど例に挙げましたように、痛いところが悪いところ、という訳ではない場合も多々あるのです。

 特に、打撲や捻挫といったものに心当たりがないにも関わらず、いつまで経っても体が痛む場合は、いろいろな要因が関係し合っていることが多いです。


 鍼灸治療は、内臓や筋肉の弱り・緊張を、バランスの良い状態に近付けたり、血液循環を良くしていくことに適した治療法です。

 また、カイロプラクティック、中でもアプライド・キネシオロジー(AK)と呼ばれる治療テクニックは、骨格や筋肉のバランスを修正し、脳脊髄液の循環を整えていくのに優れた治療法です。

 漢方治療は、内臓の働きを補い、体の冷えやのぼせといった不調を改善していくことに適した治療法でしょう。