花粉症について

犬

 

 東洋医学では、肺と大腸・皮膚には関連性がある、と考えています。

 花粉症でお困りの方も、花粉の量が例年より多いから・・・ではなく、その方ご自身の腸内環境に少し問題があって、発症をしている場合があります。


 花粉症は、1960年代にブタクサ花粉症や、スギ花粉症の患者の方が初めて報告されて以来、増加の一途をたどり、特に1970年代前半からは、患者の方が急激に増え、今では国民の29.8%にあたる方(約3,600万人)が、花粉症に罹患しておられるのではないか、とのことです。(2014年データ 環境省)

 それでは何故、1970年頃を境に急激に増え、国民病とまで呼ばれるほどになってしまったのでしょうか?


 一つは単純に、花粉の飛散する量が増えてしまったから、という問題です。

 戦後、木材需要の高まりを受け、生育の早い樹木として、スギなどの植林が精力的に進められてきたそうです。

 その結果、スギ花粉が盛んに生産される状態となり、且つ、スギの伐採が、今では思ったほど進んでおらず、現在に至っているようです。


 ですが、花粉が増えたから・・・といった条件だけで、果たしてここまで大勢の方が罹患するような、ひどい状況になるものなのでしょうか?

 もし花粉症が、花粉の多い・少ないという条件のみで、発症してしまうものなのであれば、毎年毎年、すべての人が発症したり、発症しなかったり、その年その年によって、変化があってもおかしくないわけなのですが、今の時代もそうなのですが、発症する人は毎年発症をし続けて、発症しない人は花粉が多くても発症しない・・・という事実もあるわけですから、何でもかんでも「花粉が増えたから」という理由だけではないように、私は思うのです。