被害者意識を外すこと

標識

 

 山を登ったりすることで、初めて自分の体力の無さや衰えに気付くことが出来ます。ヨガや太極拳などをやってみることで、初めて自分の体の硬さやバランスの悪さに気付くことが出来ます。

 どんなことであっても、先ずは自分自身で実際に体験をしてみなければ、今の自分の立ち位置さえ分かることは出来ないのです。


 痛みや病気や苦しみは、多くの場合、自分自身で作り出してしまったものによるものです。

 無理な体の使い方や、間違った体の使い方、心の問題が関わっていたり、日々の生活習慣に問題があったり・・・。

 先天的な障害や不慮の事故などで、体の自由を奪われた皆様には、とても失礼で、大変申し訳ない言葉も多く書いてしまっていると思いますが、ですがたとえ今、自らが望まない状況で苦しんでおられたとしても、その今あるご自身のお体や状況の中で出来ること、例えばリハビリやトレーニングといったものを、前向きに、目標を持って、コツコツと継続していく・・・。そういった努力の積み重ねでしか、前に進む道は開けてこないのではないかと思います。


 休んだり、立ち止まってしまう時期は、誰にでもあると思います。心がふさがって、もう立ち上がることは出来ない・・・と思われることも、きっとあることでしょう。

 ですが、そこで自暴自棄になったり、自分の体や他人に対して不満や恨みを募らせるばかりで、何もせず、内にこもってしまっているばかりでは、状況はますます悪くなってしまうだけになります。

 気持ちを切り替え、被害者意識を外し、今ある現実と向き合い、そこから今の自分に何が出来るのか、どうすれば良くなっていくのかを自らで考え、行動に移していくことが、とても大切なことだと思います。