不眠症

コーヒー

 

 今年(2016年)の1月から、不眠症の方がご来院下さっています。

 不眠になられたきっかけは、2年ほど前、右脚がシビレて入院をされ、「脊柱管狭窄症」の手術を受けてから、急に眠りにくくなられた、とのことでした。

 最初ご来院いただいた頃は、「何とか助けてやって下さい」と、かなり参られたご様子だったのですが、週2回通って下さっている間に、「日中の過ごしやすさが変わってきた!」とのことで、最近はすごく調子が良さそうなお顔で、お越し下さるようになりました。


 不眠症と言えば、自律神経の失調によるものと考え、神経そのものに刺激を加えれば、良くなるのでは・・・と考えられる方も多いかも分かりません。

 が、当院では神経をめがけて鍼を刺す施術はしておりません。

 脳に鍼を刺せば、頭が良くなるかと言えば良くはなりませんし、自律神経に鍼を刺せば、自律神経が元の正常なリズムで動き始めるかと言えば、決してそうではないからです。


 当院では、お腹や脈の状態、また腕や脚などの筋肉をテストさせていただいた上で、お体の弱りが改善できるポイントを探し出し、お体全体の状態が上向かれるよう、施術をさせていただいております。

 そのため、一見鍼やお灸では不向きと思われる症状に対しても、案外優れた効果を出すことが出来るのです。

 ・・・あらゆる痛みや症状を改善してくれるものは、結局ご自身の体に存在する、治ろうとする力や生きようとする力・働き、治癒力・生命力です。その治癒力・生命力を最大限発揮できるお体・状態に整えていくことこそが、どんな状態の時であっても大切なことなのです。

 鍼やお灸は、経絡(エネルギーの流れ)を整え、冷えやのぼせを改善し、治癒力・免疫力を高めていくことで、内臓や筋肉などの、体の不調を改善していくことに秀でた治療法です。

 痛みをマヒさせることばかりが目的の治療法では決してないのです。